学長先生挨拶

学習院大学長 福井憲彦

ラグビーは、チームスポーツのなかでも最も激しい肉体のぶつかり合いを伴っている。 それだけに、ほかのスポーツにも増して、日頃の精進と集中力とが不可欠なスポーツでもある。

筋力だけではない、走力、瞬発力、とっさの判断力や柔軟性、そして仲間同士で連携する力。
若い頃にはスポーツマンだった私も、本格的にラグビーをしたことはない。ただ、高校時代の体育で簡略なラグビーをして、一度だけトライをした快感は今も鮮明である。オール・フォー・ワン、ワン・フォー・オールというラグビー競技を象徴する言葉は、いつの時代にも通用する素敵な表現ではないだろうか。
ゲームの終了を告げるノーサイドという表現も、おそらくはぶつかり合いの激しさから生み出されたもののように想像されるが、スポーツマンシップを表すものとして大切だ。

学生たちにはできるだけ文武両道で心身ともに鍛えてほしい、と願っている私としては、ラグビー部がいつも元気で先頭を走っているよう期待している。